四日市萬古焼
万古焼(萬古焼 ばんこやき)は昭和54年に伝統工芸品に指定された、日本でも有名な陶器の一種です。
その特色は陶器と磁器の間の性質を持つ半磁器(せっ器)にあるとされ、その耐熱性の特長を活かした紫泥の急須や土鍋が有名です。
特に土鍋の国内シェアは、7、8割を占めると言われており、また、豚を模した蚊遣器「蚊遣豚」でも有名です。
万古焼の由来
万古焼の由来は、伊勢桑名の豪商沼波弄山(1718‐77)が元文年間に三重郡朝日町小向に窯を築き、製品に「萬古」または「萬古不易」の印を捺したので万古焼と呼ばれるようになったことから始まったといわれています。
この弄山窯の作品は俗に古萬古と称され、赤絵にすぐれ、また青磁も製し、万古青磁の名もあるほどです。
弄山の没後、一時跡絶えるものの、天保年間、森有節らによって再興され、明治以降は四日市を中心に急須を主とした赤土・素焼きのものが多く作られています。また、山中忠左衛門らによって洋皿やコーヒーカップ等の洋食器の研究、製作指導もあり、海外輸出も盛んに行われるようになり、今日に至っています。
また、四日市市陶栄町には萬古神社が築かれ、功労者である森有節、山中忠左衛門の記念碑が建てられており、毎年5月第2週の土日には萬古祭りが開かれ、様々な陶器が売られて現在も賑わいを見せています。
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万古焼(萬古焼 ばんこやき)は昭和54年に伝統工芸品に指定された、日本でも有名な陶器の一種です。
その特色は陶器と磁器の間の性質を持つ半磁器(せっ器)にあるとされ、その耐熱性の特長を活かした紫泥の急須や土鍋が有名です。
特に土鍋の国内シェアは、7、8割を占めると言われています。