丸氷商品説明
鈴鹿山系純氷の角氷を板状にカットし、丸氷加工機で1個ずつ55mmにくりぬきカンナで整形した氷です。
丸氷種類
丸氷・ボールアイスの特徴
丸氷、ボールアイスはオンザロック、水割り、カクテルに最適な球形の氷です。
球形は立体の中で最も表面積の小さい形状なので、同じ重さの氷の中で、最も解けにくい形であり、
美味しいウイスキー、焼酎などを水っぽく薄めることなく、飲みごろに冷やしてくれます。
丸氷は、ドリンクの味を保ちつつ、見た目にも美しさを加えることができる素晴らしいアイテムです。家庭でのドリンクタイムを特別なものに変えたい方には、ぜひ丸氷の使用をお勧めします。
丸氷の作り方
本物の丸氷は純氷(48時間かけて凍らせた透明な氷屋さんの氷のことです。)を厚さ60mmから80mmの板状に裁断し、フック状に湾曲した上下2枚の刃でくりぬいて作ります。
上下の刃の口径は丸氷の半径に合わせると刃先がぶつかってしまうため、1mmほどの間隔があいており、1mm幅の線が地球の赤道ラインの様に氷に残ってしまいます。
一般的なメーカーはラインが残ったまま包装し出荷していますが、当社では曲面カンナでラインや付着した雪を削り落とし1個ずつ手作りで整形して梱包しています。
板氷1枚で10~20個前後しか取れない贅沢な氷であることをご理解いただければ幸いです。
丸氷製氷器、製氷皿との違い
プラスチック製、シリコン製の丸氷製氷器、製氷皿で作られた氷は水道水、ミネラルウォーターを容器に注ぎ、冷蔵庫の冷凍室などで凍結させますが、気泡による白濁を免れることは難しく不透明で解けやすい氷になります。
またプラスチック、シリコンは断熱効果があり完全凍結に時間がかかり、低温で凍結させるほど短時間で凍りますが、不透明度は増します。
長時間かけて凍らせた氷には冷蔵庫の異臭が付着し、その臭いが飲み物に移るのも欠点です。
丸氷製氷器の氷が白濁する理由
固く透明な氷を作るには結氷速度を毎時2~3ミリメートル以下に抑えることが必要と言われています。
丸氷器を断熱性の高い素材で作り、更に断熱材で囲ったり、皿の下に割りばしを敷いたりすることで、
結氷速度を落とせば氷は透明に凍っていきますが、冷凍庫内では冷気は容器全体から水に侵入してくるため、氷は水中の不純物を内部へ押し出しながら凍結していき、行き場がなくなった不純物は濃縮され、中心部に取り残されます。
白濁の原因は主に水の中に溶け込んだ空気です。
水の中には魚が生きられるくらい豊富に空気が溶け込んでいます。
これらの空気は濃縮されると細かな気泡となり、集まると乱反射して空中の雲のように白く見えるのです。
水を煮沸することで脱気することはできますが、密閉容器でない限り空気はゆっくり水中に溶け込んできますので、沸騰水を脱気したまま凍結することはほぼ不可能です。
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